2014/09/27

PowerShot G7Xはイイ高級コンデジだったが...

気になるカメラ、PowerShot G7X見てきました。場所は品川のキヤノンプラザ。綺麗なショールームです。 入ってすぐ右斜め前方にコロンと置かれていました。周囲に他のお客の姿はなく、好きに触れます。外観なら写真を撮っても良いとのことでしたので、撮らせてもらいました。 正面。レンズ周りのコントロールリングはカチカチとうるさいくらい。手に響く振動も、なんだか精密感がなくてあまり良くないかな。 レンズの出っ張りはワイド端でこれくらい。 テレ端でもこれくらい。液晶のチルトは上だけですが、逆に操作がシンプルでよかった。 さて、最も気になる、手のひらへの収まり具合はどうかな? なかなかいいですよ。 おまけはPowerShot...

2014/09/25

故きX10を温ねて新しきX30を知る

X30のことをいろいろ調べていても、イメージ以上の情報がないこともあります。特にX30スペシャルサイトは単なる動くカタログみたいなもので、こだわりの情報はありません。そんなときには、X二桁シリーズ初号機のX10を調べてみましょう。基本的な作りやレンズなどはX10からX30までほぼ引き継がれていますので、私を含め過去のX10,X20を知らない方には、目新しいX30の情報です。 ザ・ストーリー | FUJIFILM X10 - 第1章 研鑽されたデザインと設計力の証 こだわりの作りを細かく解説しているX10スペシャルサイト。見えないところにもこんな工夫があるんですね。 FUJIFILM...

2014/09/22

X30はキビキビ気持ちいいがPowerShot G7Xを見てから

9/20はX30の発売日。早速お店に行って見て触ってきました。確かに各所に緻密さを感じさせるデキで、今日からデジカメを一台だけにしなさい!と言われれば、最有力になりそうな感じです。 各部動作がキビキビして気持ちいい。 起動、オートフォーカスも早い。 マニュアルズームのダイレクトな操作感がいい。 EVFもX-E2と同等。 作りもしっかり。 重さは見た目より少し軽い印象。 大きさは思ったより気にならなかったが、当然ながら手のひらに収まる感覚はない。 店内の光景ではクラシッククロームの発色は確認できず。富士フイルムなのでいいに決まってるが。 ブリキのおもちゃっぽい妙なシャッター効果音だけは何とかした方が良いと思った。 しかし、どうしても最後の一歩が踏み出せません。X30、とてもいいのですが、やっぱり私にとって物理的なサイズがねえ、という感じ。XZ-2も手のひらから溢れる感じがどうしても拭えなかったので。最近X30やらLX100やらにあてられて我を見失っていましたが、もう一度冷静に考え直すと、私は以下のポジションを埋めてくれるデジカメを探していたのでした。 良いレンズで画質はコンデジ以上。 オールマイティさを考えると単焦点よりはズームかな(レンズが全域で明るければ)。 軽量で手のひらにすっぽり収まる感覚がほしい(GR...

2014/09/19

2014/09/17

X30が心配 - LX100やらPowerShot G7Xやら

Panasonic LX100, PowerShot G7Xなど、高級コンパクト機が立て続けに発表された。ざっとスペックを比べると以下の通り。いかにX30が優れた思想を持っていようとも、一般消費者相手のデジカメビジネスでは、ある程度スペックがものを言うのはやむを得ない。コンデジからのステップアップ派には、コンデジの操作性そのもので大型センサー搭載、比較的軽量なPowerShot G7Xがアピールしそう。ただしこちらの仮想敵はRX100M3だろう。それよりも、まさにX30キラーと見えるのがLX100。最大の売りはフォーサーズセンサーの搭載。望遠側はX30より落ちるものの、それ以外のスペックで見劣りするところはなく、4K動画までサポート。おまけにX30より小さく軽い(私はここが一番残念)。写真にこだわりのある派には強くアピールしそうなスペックだ。あとは価格がどう落ち着くか、そして実際の写りや操作感でも違ってくるだろう。ここしばらくはこれらのカメラから目が離せない。...

2014/09/15

X30は大人になったXZ-2のようだ

X30とXZ-2の2機種、形、サイズや重さ、チルト液晶と高性能ズームレンズなど、類似して見える部分が多いが、コンセプトは全く違う。以下個人的な印象と思い込みをとりとめなく。 XZ-2コンデジをベースとしながら描写力に磨きをかけるコンセプト。高品質なレンズ設計、マクロ性能、マニュアル操作、その他チルト液晶やタッチパネルやカスタマイズ性など、あらゆるものをギュウギュウと詰め込んだ万能機。代償はやや大柄なボディと若干のハリボテ感。地味めの発色だが、それが好みに合えば2万円台前半でこの性能が買えるのは驚異的。  X30コンパクトなボディで、フィルムカメラから連綿と続く、光を写し取るという行為の継承を追究。ストイックさよりも温かな趣味性の方がややまさる印象。ストイックかつプロにも趣味にもと言うとGRに行き着くと思わないでもない。ただし、これはX30のデザインの主張がそう見せているだけで、領域によりプロも使いたくなるのだろう。クラシッククロームという新たなフィルムシミュレーションモードもそれを後押しする。 気になるクラシッククロームの発色について、2014/9/15現在、作例は以下くらい。 作例集...

2014/09/14

国立新美術館のなかをGXR A12 28mmで

国立新美術館のオルセー美術館展に行ってきました。好きな絵も何点か展示されており、見応えのある内容でした。さて、そちらは撮影禁止なので、代わりと言ってはなんですが、建物の中を撮影。以前SONY RX100M3の撮影サンプルがとても精細に写っていたのが印象に残っていたので。今日の28mm相当はGXR A12 28mm。3Fから撮影しました。 [GXR + GR LENS A12 28mm F2.5] 単体で、しかもブログで見る分には十分な写りなのですが、RX100M3の方が確実に解像度感があります。GXRが手持ち開放だったというのもあるかも知れませんが。それにしてもセンサーは毎年確実に進歩していきますねえ。 比較参考 SONY...

2014/09/13

2014/09/07

F値とボケとセンサーサイズ - 高級コンデジは一眼レフ/ミラーレスのようにボケるのか?

各社から高級コンデジが出ていて、それぞれ「F*.*の明るいレンズ」を売りにしています(*.*は1.4だったり1.8だったり小さい値)。高いカメラ(一眼とかミラーレス)で印象的な写真が撮れる要素の一つに「背景がぼけて対象が浮き上がるような効果」がありますので、それを期待して高級コンデジを選ぶ方もいらっしゃるでしょう。ここでは「F*.*の明るいレンズ」の効果について考えてみたいと思います。 まず、各社の謳い文句を見てみましょう。(以下、各メーカーHPより引用) Panasonic LX7 (HP) F1.4LEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズ 大口径F1.4 明るいレンズが撮影意欲をかきたてる 今までコンパクトカメラで体験したことのないF1.4の世界。 パナソニックは、非球面レンズなどのルミックスレンズテクノロジーを結集し、コンパクトカメラに大口径F1.4のレンズを搭載しました。 F1.4の明るい大口径レンズが、隅々までシャープでコントラストの高い描写を実現。 レンズに加え、高性能技術を投入した新開発1/1.7型...

2014/09/06

富士フィルムX30とオリンパスXZ-2のレンズはほとんど同じ設計なの?

富士フィルムの新しいデジカメX30、いいですね。私は、今年一年高い買い物はしないと誓ったので買えませんが、眺めるのは自由、いろいろWebを見回っています。最近XZ-2が手元から旅立ったこともあって、このクラスのカメラに目がいく今日この頃です。(※XZ-2は実家のカメラが壊れたので緊急出動し、現在そのまま庭の花の撮影に活躍しています。) さて、X30についていろいろ調べていると、dpreview.comの記事が目に留まりました。 Fujifilm X30 First Impressions Review このなかに、Equivalent Aperture(※(35mm)換算F値ってところでしょうか)という指標があって、そのグラフがX30とXZ-2でほとんどぴったり重なっています。物理的な寸法と複雑なレンズ設計で決まる指標値が、ズーム全域でほとんど重なるということはなかなかないことではないでしょうか?...

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