2014/01/26

X-E2とGXR: シャッター音の大きさ

 [Fujifilm X-E2 + XF35mmF1.4 R]

X-E2のシャッター音が静かというネット上の声を良く見かけますが、おそらく一眼レフと比べてのことなのでしょう。少しざわついた程度のレストランなら確実に分かる程度のシャッター音は発生します。レストランならともかく、少し緊張感のある場面や静粛が求められるシーンでは使えないと思います。ちなみに機械っぽくてあまり良い音とは思いません。一眼レフのシャッター音を気をつけて聞いたことがないので基準はありません。単に好みではないというだけです。さて、シャッター音を音量含めて文字で表現するとこんな感じです。

  X-E2: カシャ,キッ!

それに対してレンズシャッターのGXRは明らかに静か。何分の一あるいは十何分の一の印象です。文字にすると、

  GXR: パタタ

程度で、オートフォーカスのジーコジーコいう音の方がうるさいくらい。ちなみに当然ながらコンデジはさらに静かで、例えばXZ-2とかTG-630とかはほとんど無音です。

  XZ-2/TG-630:

前にも書きましたが、GR LENS A12 50mm Macroはその名の通りマクロレンズで、上述の通りシャッター音が静かなので、静かな環境で寄って写真を撮りたい時に便利です。例えば料理などですね。

ついでに、X-E2を使っていると、GXRがとっても軽量コンパクトで簡単操作な高級コンデジに感じるから不思議です。そのくせ絵は一級品。私の腕では到底使いこなしているというレベルにはいたらず、まだまだ現役です。

おまけ
実際にシャッター音を録音してみました。30cm, 1m, 2m離れ、XE-2, GXRの順にシャッターを切ったものです。再生ボタンを押すと順に再生されます。

2014/01/18

X-E2 + フジノンレンズ XF35mm1.4 R でふんわり撮れるわけ

先日ケーキを間近からX-E2とGXRで撮った時に、印象が大きく異なりました。X-E2で撮った方がふんわりして見えるのです。いいなあと思いつつ、なぜこれだけ違うのか、もうちょっと比べてみたくて、適切な比較になっているかよく分かりませんが、手近なものをもう一度撮ってみました。対象が真っ黒なXZ-2というのもどうかとは思いますが...。

先の記事では絞り値を同じにしてX-E2とGXRを比べてみましたが、色合いは大きく違うものの、ボケ具合は同じでした。絞りが同じなので当たり前かも知れませんが。今回はX-E2 + XF35mm1.4 Rで絞りを変えて撮ってみました。よく分からないので、F=1.4から3.2まで、1ステップずつ全部です。写りの繊細さが表れそうなダイヤル部分を640x426で切り出してPNGにしています。

F=1.4の画像をみると、ちょっとフォーカスがずれるだけで文字がぼんやり光るようにボケているのが分かります。ピントがあったところはシャキッと写り、その周辺からすぐにふわっとボケて行くので、ふんわり写るのでしょう。これがXF35mm1.4 Rが特に優れているのか、一般的なF=1.4とか1.2のレンズでもほとんど同じなのかは分かりません。でもXF35mm1.4 Rはどこでも評価が高いので、かなり良い方なんだろうな、と思っています。

↓X-E2 + XF35mm1.4 R (F=1.4)

X-E2とGXRでXZ-2をブツ撮りしてみました

先日ケーキを間近からX-E2とGXRで撮った時に、印象が大きく異なりました。X-E2で撮った方がふんわりして見えるのです。いいなあと思いつつ、なぜこれだけ違うのか、もうちょっと比べてみたくて、適切な比較になっているかよく分かりませんが、手近なものをもう一度撮ってみました。対象が真っ黒なXZ-2というのもどうかとは思いますが...。

絞りを同じ2.5(GXRの方の開放)にあわせ、その他のセッティングは全部オートとそれぞれのデフォルト値にしました。照明はナチュラル色蛍光灯のデスクライトです。

↓X-E2 + FUJINON LENS XF35mm1.4 R (F=2.5)

↓GXR + GR LENS A12 50mm Macro (F=2.5)

実際の見た目に近いのは明らかにX-E2の方でした。GXRはかなり寒色に振られている感じ。まあ対象が黒い金属のカタマリなので、これはこれで悪くないとは思いますが。ヒストグラムは以下のようになっていました。
上: X-E2、下: GXR。
青成分の輝度分布があまり変わらないのに、赤と緑の輝度分布が大きく低輝度寄りにシフトしているので、相対的に青っぽくなっていることが分かります。これはレンズというよりもボディの方の味付けの違いなのでしょうね。

写真のボケ具合はほとんど変わりませんので、絞りが同じならふんわり具合もほぼ同じということになります。等倍で細かく見ると違うのかも知れませんが、そうしないと分からないくらいであれば、ぱっと見の大きな印象の違いにはなりません。したがって、今回同じにした絞りの違い、レンズの違いがふんわり具合の違いになっていそうです。(ローパスレスかどうかは、こんな被写体では違いに出てこないでしょうから。フワフワの毛並みの動物とか、ですかね。)

次回に続く。

2014/01/13

FUJIFILM X-E2とRICOH GXR + GR LENS A12

結論:X-E2は「ギュッと凝縮感のある小型ボディで最高画質を!」という方にお薦めです。

昨年末から悶々と悩んでいましたが、今年はもう大きな買い物はしない覚悟で、初売りでX-E2を手に入れました。今年は残り350日あるので先が長いですが、それだけの価値はありそうです。少し使ってみた感想です。

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