2014/01/18

X-E2とGXRでXZ-2をブツ撮りしてみました

先日ケーキを間近からX-E2とGXRで撮った時に、印象が大きく異なりました。X-E2で撮った方がふんわりして見えるのです。いいなあと思いつつ、なぜこれだけ違うのか、もうちょっと比べてみたくて、適切な比較になっているかよく分かりませんが、手近なものをもう一度撮ってみました。対象が真っ黒なXZ-2というのもどうかとは思いますが...。

絞りを同じ2.5(GXRの方の開放)にあわせ、その他のセッティングは全部オートとそれぞれのデフォルト値にしました。照明はナチュラル色蛍光灯のデスクライトです。

↓X-E2 + FUJINON LENS XF35mm1.4 R (F=2.5)

↓GXR + GR LENS A12 50mm Macro (F=2.5)

実際の見た目に近いのは明らかにX-E2の方でした。GXRはかなり寒色に振られている感じ。まあ対象が黒い金属のカタマリなので、これはこれで悪くないとは思いますが。ヒストグラムは以下のようになっていました。
上: X-E2、下: GXR。
青成分の輝度分布があまり変わらないのに、赤と緑の輝度分布が大きく低輝度寄りにシフトしているので、相対的に青っぽくなっていることが分かります。これはレンズというよりもボディの方の味付けの違いなのでしょうね。

写真のボケ具合はほとんど変わりませんので、絞りが同じならふんわり具合もほぼ同じということになります。等倍で細かく見ると違うのかも知れませんが、そうしないと分からないくらいであれば、ぱっと見の大きな印象の違いにはなりません。したがって、今回同じにした絞りの違い、レンズの違いがふんわり具合の違いになっていそうです。(ローパスレスかどうかは、こんな被写体では違いに出てこないでしょうから。フワフワの毛並みの動物とか、ですかね。)

次回に続く。

0 コメント:

コメントを投稿

Recent Posts

Unordered List

Text Widget

Pages

COPYRIGHT(C) MINMSEE 2014. Powered by Blogger.

マイブログ リスト

最近のコメント