私はiMacのiPhoto'09で写真管理していますので、写真→写真詳細情報を表示、で情報を表示してみます。
次に「iPhoto」ではなく「プレビュー」の、ツール→インスペクタを表示、で情報を表示してみます。(以下はExifの表示ですがTIFFの方にももう少し情報があります。)
例えば、インスペクタの一番下の、ユーザのコメント、ホワイトバランス、などがiPhotoでは表示されていないなど、差があることが分かります。つまり、表示に使っているソフトウェアがすべてのEXIF、画像情報を表示しているかどうか、実は分からないことに気がつきます。少なくともiPhoto'09はすべては表示しない仕様のようですし、実際、一部デジカメのオーナー情報は表示されませんでした。
これが気になる場合の対策は2つです。
- デジカメの全メニューを確認し、名前、コメント、著作権などユーザーが設定するテキスト情報を設定していないことと、GPS機能がOFFであることを確認する。
- 一度、写真管理ソフトではなく、バイナリエディタで写真ファイルを開いてテキスト情報を確認してみる。
1つ目は簡単なのでやっておくべきでしょう。2つ目はどうしても気になるかた向け。バイナリエディタは普通は使わないツールですが、簡単にいうとファイルの中身をそのまますべて表示(+編集)するソフトです。もちろん対象となるファイルが圧縮や暗号化されていると、無意味なデータが見えるだけですが、写真のEXIF、画像情報部分はそのような変換がないので、目で見て分かります。
下は冒頭の写真をバイナリエディタで開いたところ。いかにもコンピューター、という感じで、見ただけで頭が痛いという方もいらっしゃると思いますが、右側にテキスト表示がでているので(意味ありげな単語がところどころ読み取れますね)、ソフトの検索機能で気になる文字列を入れて検索し、引っかからなければ大丈夫でしょう。
写真に名前などが残っていないかどうしても不安、という方や、初めて使うEXIF削除ツールで本当に削除されたか確認したい方は、やってみても良いと思います。
ちなみに写真のファイルにはヒューレット・パッカードの名前やIECという団体のURLが入っていたりするのですね。初めて知りました。
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