2014/09/25

故きX10を温ねて新しきX30を知る

X30のことをいろいろ調べていても、イメージ以上の情報がないこともあります。特にX30スペシャルサイトは単なる動くカタログみたいなもので、こだわりの情報はありません。そんなときには、X二桁シリーズ初号機のX10を調べてみましょう。基本的な作りやレンズなどはX10からX30までほぼ引き継がれていますので、私を含め過去のX10,X20を知らない方には、目新しいX30の情報です。


こだわりの作りを細かく解説しているX10スペシャルサイト。見えないところにもこんな工夫があるんですね。



MTF曲線など、日本語版では既に削除されたX10の情報も、グローバルサイトにはしっかり残っています。


2014/09/22

X30はキビキビ気持ちいいがPowerShot G7Xを見てから


9/20はX30の発売日。早速お店に行って見て触ってきました。確かに各所に緻密さを感じさせるデキで、今日からデジカメを一台だけにしなさい!と言われれば、最有力になりそうな感じです。

  • 各部動作がキビキビして気持ちいい。
  • 起動、オートフォーカスも早い。
  • マニュアルズームのダイレクトな操作感がいい。
  • EVFもX-E2と同等。
  • 作りもしっかり。
  • 重さは見た目より少し軽い印象。
  • 大きさは思ったより気にならなかったが、当然ながら手のひらに収まる感覚はない。
  • 店内の光景ではクラシッククロームの発色は確認できず。富士フイルムなのでいいに決まってるが。
  • ブリキのおもちゃっぽい妙なシャッター効果音だけは何とかした方が良いと思った。

しかし、どうしても最後の一歩が踏み出せません。X30、とてもいいのですが、やっぱり私にとって物理的なサイズがねえ、という感じ。XZ-2も手のひらから溢れる感じがどうしても拭えなかったので。最近X30やらLX100やらにあてられて我を見失っていましたが、もう一度冷静に考え直すと、私は以下のポジションを埋めてくれるデジカメを探していたのでした。

  • 良いレンズで画質はコンデジ以上。
  • オールマイティさを考えると単焦点よりはズームかな(レンズが全域で明るければ)。
  • 軽量で手のひらにすっぽり収まる感覚がほしい(GR Digitalが長かったから)。
  • 手軽に持ち運べて、もしかしたらランニングにも連れ出すと思う。
  • 家族にも簡単に使ってほしい。

うーん、と悩みながら売り場を歩き回っているとき、ふと手に取ったのがPowerShot G7Xのカタログ。ん?よくよく見ると、実はこれが私の求めるデジカメに一番近いんじゃない? カタログ先頭のキャッチコピーは
1.0型のCMOSセンサーと、F1.8-F2.8レンズの高画質を、コンパクトなボディーに。
何だかRX100M3と同じという気もしますが、新しいレンズ構成で小型化、AF高速化、マクロ強化されているというので、RX100M3よりもいい印象です。望遠側も強いし価格もRX100M3より安そうで、何よりX30/LX100クラスと違って手のひらに収まるんじゃないかと期待させてくれます。

お店に行った目的から完全に外れてしまいましたが、PowerShot G7X、急に気になり始めました。

(続く、かも。)

2014/09/19

2014/09/17

X30が心配 - LX100やらPowerShot G7Xやら

Panasonic LX100, PowerShot G7Xなど、高級コンパクト機が立て続けに発表された。ざっとスペックを比べると以下の通り。いかにX30が優れた思想を持っていようとも、一般消費者相手のデジカメビジネスでは、ある程度スペックがものを言うのはやむを得ない。コンデジからのステップアップ派には、コンデジの操作性そのもので大型センサー搭載、比較的軽量なPowerShot G7Xがアピールしそう。ただしこちらの仮想敵はRX100M3だろう。それよりも、まさにX30キラーと見えるのがLX100。最大の売りはフォーサーズセンサーの搭載。望遠側はX30より落ちるものの、それ以外のスペックで見劣りするところはなく、4K動画までサポート。おまけにX30より小さく軽い(私はここが一番残念)。写真にこだわりのある派には強くアピールしそうなスペックだ。あとは価格がどう落ち着くか、そして実際の写りや操作感でも違ってくるだろう。ここしばらくはこれらのカメラから目が離せない。

機種
X30
PowerShot G7X
RX100M3
LX100
メーカー
FUJIFILM
Canon
SONY
Panasonic
撮像素子
2/3型
1 inch
1 inch
4/3
有効画素数
1,200万画素
2,020万画素
2,010万画素
1,280万画素
画素サイズ
4.8 μm2
5.6 μm2
5.6 μm2
13.4 μm2
焦点距離
28mm-112mm
24mm-100mm
24mm-70mm
24mm-75mm
開放F値
F2.0-F2.8
F1.8-F2.8
F1.8-F2.8
F1.7-F2.8
ISO感度
100-12,800
125-12,800
125-12,800
100-25,600
シャッタースピード
30-1/4,000秒
250-1/2,000秒
バルブ,30-1/2,000秒
60-1/4,000秒
標準撮影範囲
50cm-∞ / 80cm-∞
5cm-/40cm-
5cm-∞/30cm-∞
50cm-∞
マクロ撮影範囲
10cm-3m / 50cm-3m
5cm-50m / -
-
3cm-∞ / 30cm-∞
スーパーマクロ
1cm-1m
-
-
-
EVF
×
チルト液晶
×
内蔵フラッシュ
×
起動時間
0.5秒
1.3秒
1.6秒
?
サイズ
118 x 71.6 x 60.3 mm
103 x 60.4 x 40.4 mm
101.6 x 58.1 x 41.0 mm
115 x 66 x 55
mm
重さ(電池/カード込)
423g
304g
290g
393g





売り
フィルム
シミュレーション

高速EVF
RX100M3と同じ
広角始まりで 
望遠に強く、安い。
コンパクト
フォーサーズ
4K動画
参考価格
(2014/9/16)
約63,000円
約66,800円
(未発売 10/7発売)
約77,000円
約99,000円
(未発売 12の噂)


X30関連記事:

2014/09/15

X30は大人になったXZ-2のようだ


X30とXZ-2の2機種、形、サイズや重さ、チルト液晶と高性能ズームレンズなど、類似して見える部分が多いが、コンセプトは全く違う。以下個人的な印象と思い込みをとりとめなく。

  • XZ-2
    コンデジをベースとしながら描写力に磨きをかけるコンセプト。高品質なレンズ設計、マクロ性能、マニュアル操作、その他チルト液晶やタッチパネルやカスタマイズ性など、あらゆるものをギュウギュウと詰め込んだ万能機。代償はやや大柄なボディと若干のハリボテ感。地味めの発色だが、それが好みに合えば2万円台前半でこの性能が買えるのは驚異的。 

  • X30
    コンパクトなボディで、フィルムカメラから連綿と続く、光を写し取るという行為の継承を追究。ストイックさよりも温かな趣味性の方がややまさる印象。ストイックかつプロにも趣味にもと言うとGRに行き着くと思わないでもない。ただし、これはX30のデザインの主張がそう見せているだけで、領域によりプロも使いたくなるのだろう。クラシッククロームという新たなフィルムシミュレーションモードもそれを後押しする。

気になるクラシッククロームの発色について、2014/9/15現在、作例は以下くらい。

  • 作例集 : X30 | FUJIFILM
    落ち着いた色合いがなかなか魅力的で、これが似合うシーンもいろいろあるだろうな、と想像が膨らむ。

  • FUJIFILM ニュースリリース
    Classic chrome, PROVIA, Velvia, ASTIAで撮った麦畑が並んでいて、Classic chromeは渋いねーという印象がますます強まる。

  • 「クラシッククローム」モード - Photo of the Day - の作例
    愕然としたのがこの「青空と緑」の写真。こ、これはまるで...まるでXZ-2で撮ったかのような発色。カラーのフジフィルムが全世界のニーズに基づいて作り上げた発色だろうから、この発色に間違いはないはず。特定の領域にはこの発色が必要なのだろう。


3つ目の作例の色には衝撃を受けたが、よくよく考えると、XZ-2はクラシッククローム的な落ち着いた発色「しかない」ことが問題だったのだと、今さらながら気がついた。私の住んでいる周辺では緑豊かな風景を撮ることが多いので、XZ-2の発色に我慢ならなかっただけなのだ。すっきりした緑と青空「でない」風景ならマッチしたに違いない。冒頭の「冬枯れの野にコスモス」のようなシーンにはよく似合うだろう。

Recent Posts

Unordered List

Text Widget

Pages

COPYRIGHT(C) MINMSEE 2014. Powered by Blogger.

マイブログ リスト

最近のコメント